蓮見 和章

秋ドラマのすすめ

こんにちは、代表弁護士の蓮見です。
さて、私が、毎年4月に開催される子どもの日記念イベントで演劇の脚本を作成していることは以前よりこのブログでも触れていますが、いよいよ来年に向けた準備が始まりました。
毎年この時期になると、全然いいものが書ける自信がなくて、脚本を書いては消し、書いては消し、ということを何回も繰り返しています。しかし、一見無駄な行為に見えるこの作業が、ある程度積み重なると、ふっと迷いのないシナリオがひらめいて、最終的になんとか形になるのです。これまでは。
今年は例年に以上にいい案が浮かばず苦悩が続いているのですが、それでも愚直に書いては消し書いては消しの作業をしていきたいと思います。劇は来年4月26日(日)13時半~広島市青少年センターで行いますので、皆さまお誘いあわせの上、ぜひ観に来てください!!(自分でプレッシャーをかけておきます!!)
さて、劇の話題が出たので、今日は、ドラマの話をしたいと思います。
今クールは、深田恭子さん主演の弁護士ドラマや綾瀬はるかさん主演の「今日は会社休みます」や、石原さとみさん主演の「ディアシスターズ」等を見ていますが、フジテレビ系列の「信長協奏曲」を今回は一押ししたいと思います。
このドラマ、現代の高校生が、戦国時代にタイムスリップしてしまい、信長として生きることになるという設定です。(フジテレビは他に「素敵な選タクシー」という過去に戻れるタクシーという設定のドラマも放送していますが、かつてのドラマ王国であるフジテレビ自身過去に戻りたいという願望でもあるのでしょうか。)
2回目までを見ていると、主人公と周囲との生き方に関する考えの対比が非常にわかりやすく描かれており、それがそのまま現代とは異なる戦国時代の厳しさやはかなさを感じることができます。個人的には、現代人が主人公になるという設定のおかげで、大河ドラマよりもその時代のおかれた環境がすっと入ってくるような感じがしています。
また、現代では何事にも逃げてばかりだった主人公が、厳しい時代の中で成長していく姿も描かれています。「環境は人を変える」というという点もこのドラマが訴えたい点なのかもしれません。
ストーリー自体は、史実や原作漫画ともまた違っていて、最終回に向けてこれからどのような話になっていくのか非常に興味深いところです。初回では、本物の信長が明智光秀の名を受けていましたが、本能寺の変で信長は亡くなってしまうのでしょうか。
皆さんも、秋の夜長に観てみてはいかがでしょうか。ミスチルの新曲もいい感じに入ってきますし、歴史ものが嫌いな方も意外とすんんなり観れるかと思います。